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微妙な空気になった会場を出て
姉のいる控室に行くと

化粧台の前に座って
放心したような表情の姉が
ポソリと呟きました。

「どうして・・・・」

「どうして、あの人が母親なんだろう・・・」

これは今もなお
私達姉妹が日常的に思うことです。

親を選ぶことは出来ないし
過去を変えることも出来ないけど

母のことは
人生でどうしようもない理不尽の中でも
最も憂える理不尽でした。

ショーのイベント自体は好評だったようで
優勝は姉に決まり
ドレス代も無料になったのがせめてもの救いです。

私はこの件以来

結婚式やウエディングドレスに
1ミリも憧れを持つことはなくなりました。

姉は母のことを心から切り離して
挙式や披露宴の間は
「見えない人」として母を扱っていました。

ですが、人生一番のハレの日に
影を落としたのは間違いありません。

母の暴言や妨害と戦ってまで
結婚式をしようとは
私には思えませんでした

きっと精神的にボロボロになるまで
口撃されたと思います。

晴れ姿もなく
結婚自体が成功してるとは言えない私ですが

今はこれで良かったのだと
思えるようになりました。


度々このブログで
母の事を綴っていますが
こうして冷静に思い出せるようになったのも
書くことによって
当時よりも客観的な視点が持てるからだと思います。

いつもくだらない回想をお読みいただいて
本当にありがとうございます。

参考になるブログがたくさんあります。
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