さくらももこさんの訃報を聞いて
最初に思い出した
自伝的エッセイ「ひとりずもう」。




青春時代のちょっと影の部分だったり
いろんな事を通り抜けてく感じが
あの、のほほ~んとした作風の
裏にあるのだと知った。
もちろん、その純粋さと潔癖さも。




一番好きだったコジコジ。
ほのぼのした空気の中に
散りばめられた少しの毒気。
メルヘンと毒を
共存させる事ができた
稀有な人なんだと思う。



ちびまる子ちゃんの大ヒット後に
何かのインタビュー記事で
さくらももこさんは
友人知人から
必ず言われる言葉があってそれは
「あたしでも描けそう。」
というものだったそう。
あのラフな絵柄から
誰しも一度は思ってしまいそうな事だけど
それを自分で充分に自覚しながら
周囲の人の頭の中を
冷静に洞察していたのではないだろうか。
その鋭さと、ゆるい絵柄が
絶妙にマッチしていて
色んな人の心に
何かを残していくのだと思います。
還暦を超えてからの作品も
見てみたかったな。
心よりご冥福をお祈りいたします。
参考になるブログがたくさんあります。
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