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バイトがなければほとんど外出せず
かなり運動不足です。

最近は持病の事もあり
なるべく歩いたりしたいので
時間ができたら近所を散歩する事にしています。

今日も暖かい日中のうちに
30分ほどアパートの近くを歩いていたんですが・・


遠くから犬の鳴き声がしたので
そちらの方に目を向けると

首輪についたリードを
ぐいぐい引っ張りながら
飼い犬らしいワンコを殴りつける
おじいさんの姿が見えました。

その様子は尋常な雰囲気ではなく
ワンコは恐怖に震えて
逃げ出そうとしていますが
おじいさんは巧みにリードを引っ張って
殴り続けています。

最初は平手でしたが
徐々に拳で殴るようになり
キャンキャンと鳴くワンコの声が
周囲に響きわたっていました。


止めなきゃ、と思うんですが
いろいろな考えが頭をよぎって
なかなか足が動きませんでした。

動画を撮影してネットに投稿する?

警察を呼ぶ?

もしも逆恨みされたら?

数秒の間に
できる事や懸念される事が次々浮かびますが

何もしないわけにはいかない。


小走りに近づいていきますが
おじいさんは私には気がつかないようでした。


私は咄嗟に財布を出して
ありったけの小銭を
おじいさんとワンコの方めがけて
ぶちまけます。


「すいませ~ん」
「拾っていただけますか」

うっかり小銭を落としたような振りをして
おじいさんに話しかけてみると

怪訝そうな顔をされましたが
ゆっくりした動作で
地面の小銭を拾い出すおじいさん。

ワンコは失禁していて
ぶるぶる震えたままでしたが
おじいさんがリードの力を緩めても
その場から動けないようでした。


ゆっくりゆっくり
小銭を集めながら
おじいさんの顔を確かめましたが
これまでに近所で見かけた顔ではありません。

やがて、拾い集めた小銭を
こちらに渡してくるおじいさんに

お礼を言って

「かわいいワンちゃんですね」

と声をかけてみましたが
無言でうなずくだけ。


とりあえず殴るのはやめたようで
再びおじいさんがリードを引くと
ワンコはよたよたと立ち上がり
引きずられるようにして去っていきました。


こういう場合はどうすれば良かったのか
正解がわかりませんが
あのおじいさんの行為は
日常的な気がします。

ワンコは痩せも太りもしてなくて
毛並みも悪くなかったので
一通りの世話はされてるようですが。。

他人のペットの事に
口を出すのは難しいですね。

もしかしたら認知症なのかもしれないし。


帰宅してから
警察と動物保護団体に連絡をすると
警察のほうは見回りを強化すると言うだけでしたが
動物保護団体の方は
細かく状況を聞いてくれました。

ワンコのおびえる眼が
脳裏に焼き付いています。

名前も住所もわからないので
近所の住人なのかも不明ですが
虐待だとしたら、どうにかして止めたい。。


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