夫の会社は主に
新築やリフォーム工事をしてますが
不動産売買や賃貸物件の管理も行っています。
社員を全員解雇した今、
夫1人では手がまわらないので
賃貸物件の入退室や
入居の申し込み対応は
私が代理で行う事もあります。
(一応、宅建の資格があるので・・)
もう数十年のお付き合いになる
大家さんのアパートに
不動産会社を通じて
入居の申し込みが2件入ったんですが
残念ながらお一人目の方は
単身女性の生活保護受給の方でした。
このアパートの保証会社は
生活保護受給の方は審査に通らないので
自動的にお断りになります。
お二人目の方は
無職のシングルマザーさん。
こちらは無職ですが
預金通帳の写しと保証人さえ立てられれば
恐らく入居可能になると思います。
(もちろん預金額にもよるのだと思いますが、その保証会社の基準額は我々には知りえません)
何だか不思議ですよね?
客観的に見ると
公的に毎月入ってくる生活保護受給のほうが
安定しているように思えますが
規約上、一切不可なのです。
ただし、最初はアルバイトでも何でも
定職があるか預金があるかして
審査を通って入居してしまえば
後から生活保護受給になっても
それはOKのようです。
うーーん。
大家さん的には
別に生活保護でも構わない、
と言ってるんですが
保証会社がダメと言ったら
どうしようもない。
やはり一度保護を受ける立場になると
色々と大変そうです。
こういう風当たりの強さを逆手にとる
良くない人達が
受給者をターゲットにした
タコ部屋みたいな賃貸物件を作って
「貧困ビジネス」を生んでるんじゃなかろうか。
いつも、お断りを入れるたびに
チクリと胸が痛みます。
自分だっていつなんどき
「あちら側」にならないとも限らない。
もしもそうなりそうな時は
まず、住処の確保。
それから役所で手続きの方が
スムーズなんだな、とか
考えてしまいますが
一生使わないで済む知識になりますように。
参考になるブログがたくさんあります。
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