卒婚・あたらしい夫婦のかたち

約1年の別居を経てから再同居。婚姻関係は維持したまま『卒婚』を目指します。熟年離婚した毒母との関係は難航中。。

夫のこと


<【神?悪魔?】夫が連れてきた「コンサル業の男」>

名称未設定のデザイン (7)

①から読む

■前回記事


「最低でも2000万借りましょう」

M氏の言葉に
一点を見つめて頷く夫。


「とりあえず会社から半径5キロ以内の」
「地銀や信用金庫に声をかけて」
「法人口座を開きたいといって」
「来てもらうんです」
「そこで融資の相談をしてください」



なんかどんどん話が進んでる(;´Д`)


「都市銀はダメですよ、絶対貸しませんから」


それは同意。

彼等は零細企業なんて門前払いだもの(-_-)

でも地銀だってわからない。
苦しくなってきたら
あっという間に手のひら返すかも。


「借金と考えずに『資金調達』と思ってください」
「日本の中小企業がつぶれるのは」
「利益が出てないからじゃありません」
「会社に現金がないからです」
「適切な預金さえキープできていれば」
「まず倒産することはありませんから」



狐につままれたような表情の夫ですが
M氏の力強い言葉に
じわじわと感化されてる様子。


「そうだ、社長これ読んでください」

そう言ってAmazonの画面を見せたM氏。

「へー、でも俺活字嫌いだから」
「たぶん読まないと思うけど」



夫のやる気ない発言を聞いても
M氏、全く動じず

「じゃ、奥さん読んでみてください」


へ(゜-゜)
わたし?



「奥さんは資本主義社会をよく理解してそうですし」
「きっと読めば借金という考え方が変わると思いますよ」
「ボクも擦り切れるほど読んでわかったので」



いや~・・(;´Д`)
確かに十億借りて死にたいとか
思ったことあるけど
(道義的には✕だけど資本主義社会においては勝ち逃げですからね)

そこは経営者である夫が
理解して判断すべきことなんじゃないの?


「とりあえず買っといたわ」
「届いたら読んどいて」



え?は?(・ω・)

すでにスマホでポチってる夫。


で、、

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今ここにありますけどね。

(-_-)


「借りたら返すな!いちばん得する! 儲かる会社に変わるお金の借り方・残し方 


ひどいタイトルだけど
何度かベストセラーに😂


半分ほど読みましたが・・
(結局読むんかい)

理屈はわかるんだけど~
という感じ。


M氏の話はここで一旦終了。


これから夫は
金策に奔走することになるのです(-_-)


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<④【神?悪魔?】夫が連れてきた「コンサル業の男」・・2000万借りましょう!>

名称未設定のデザイン (5)

最初の記事①

■前回記事


夫の会社の財務状況は
実はそれほど悪くない、
と言うM氏に対して

「俺もそう思ってた」

と信じられない返答をする夫。


いやいやいや( -д-)ノ


それはね、M氏が本当の内情を
知らないからなんですよ。。


決算書は確かに収支を
正確に報告するものですが

その中にはウチの家計から
拠出した200万や
半年間支払われていない
夫の給与分などは
カウントされてないわけで。。


全部「会社に貸付」という形を
とってるんですが
それが見えてこなければ
確かにそう悪い数字には見えません。


「社長、とりあえず2000万です」
「2000万資金を調達しましょう」



えーーー(;´Д`)

何言い出すのこの人。


「次の決算期は数字悪くなりますよね?」
「今がラストチャンスです」
「この決算書で複数の銀行にあたって」
「最低2000万集めましょう」



ちょっと待って。

一旦落ち着きたい。

わかるよ、わかりますよ。
確実に来季の決算はボロボロなのは。
でも今、2000万も借りたら
毎月の利息返済だけでいくらになる?

広告打って人増やして
それで利益でないまま
2000万溶けたらどーすんの??


するとM氏は
私の疑問と戸惑いを察したように
さわやかな笑顔で


「大丈夫です」
「業務拡張しても軌道にのるまでは」
「時間がかかるのが普通なので」
「銀行もその辺は承知してます」
「もし返済が厳しくなったらどうするか?」
「簡単です」
「また追加で借りればいいんですよ」



あ。
なんかこの人怖くなってきた(-_-)


隣を見ると
小さくうなずきながら
真剣に耳を傾けている夫。


まさか、、
この話に乗る気?

本気で??

2000万借りるの???



・・つづきます。


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<②【神?悪魔?】夫が連れてきた「コンサル業の男」>

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■前回記事



午後14:00きっかり。


M氏は夫の会社にやってきました。


想像と違って
(私の想像に悪意があるのかもしれませんが)
柔和な顔立ちの40代男性は
ソフトな物腰で私にも名刺を渡してくれました。


名刺には

・経営コンサルタント
・ホームページ制作
・スタッフ派遣業

などいくつか書かれていて
メインの職種はwebマーケットを
構築するホームページ制作会社のようです。


「中小企業診断士」とか
「公認会計士」とか
コンサルタントにありがちな資格は
もってないわけね。

ふーん。


とりあえず今
一番確認しておきたいことは

コンサル料。


夫とどういう話をしたのか
わかりませんが
今は少額の経費すら
払うのを躊躇う状況。

数十万、時には数百万になる
コンサル料など払う余裕はありません。


「あの、さっそくなんですが」
「夫はもう正式にコンサルを依頼してるんでしょうか?」
「どこまでお聞きかわかりませんが」
「弊社の状況は今そういった余裕がないので・・」



するとM氏はまあまあ、というように
片手を振りながら

「まだそういった段階じゃないですよ」
「社長から軽くご相談を受けまして」
「とりあえず現在の経営状態の確認をね」
「私のフィーはまだ発生しませんので」



え。

そうなの?

そんな軽い相談でわざわざ来社を?


まあおそらくは
この先のコンサル依頼を
見込んでの事だと思いますが・・

倒産しそうな会社に
それを期待するのもどうなのか(-_-)


「で、社長」
「決算書を拝見できます?」


「ああうん、コレが3期分ね」


(゜-゜)!!!


驚愕。


見栄っ張りで
会社のジリ貧状態を
絶対人に知られたくない夫が

サラリと決算書を見せてる。


これってもうかなり
M氏のこと信用してるっぽい?


なんか怖くなってきた・・(-_-)


私は夫の「人を見る目」を
信じてないところがあるので
(そんな奴と結婚した自分はどうなんだという話ですが)

ギャラが発生しないと聞いても
にわかに信用できない。


タダより怖いものはない
っていうじゃないですか?



M氏はどういう意図があって
タダで相談に乗ってくれるのだろう?


このあと
『財務に明るい』
という触れ込みのM氏が
本領発揮で演説をぶつんですが

長くなるのでつづきます。。


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<①【救いの神?悪魔?】夫が連れてきた「コンサル業の男」>

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■関連記事


会社の経営状況が瀕死でも
腹をくくれない夫。


会社をたたむ決断もできず
現状打破する妙案も浮かばず
何の行動もしなかった夫ですが


突然、「経営コンサルタント」の男性を
連れてきました。



夫は全国に加盟店がある
「工務店の経営者が集う会」
に所属していて

そこで知りあった
自称「建築に特化した経営コンサルタント」
の男性に自分の会社の現状を
相談したようなのです。


・・これは私の偏見かもしれませんが
「コンサル業」って
どこか胡散臭い響きがありませんか?


もちろん大手の一流企業も
コンサルタントを入れて
経営方針を相談しつつ
利益を追求してるのはわかりますが・・

特に資格などいらず
名乗ればその日からできる「コンサル業」。


夫が連れてきたM氏は
その会に所属する他の工務店の
コンサルを何社も引き受けてるそうで
財務に明るいという触れ込みでした。


夫が信頼する大手工務店の社長さんも
最近になってM氏にコンサルを頼んだらしく
死んだ魚の目をした夫を気遣って
紹介してくれた、というのが経緯です。


うーん(-_-)

どうなんでしょうね?



仮に腕の良い方で
有益なアドバイスをしてくれる
良心的な人だったとしても


コンサル料は?

どこから払うの?



会社の金庫は空っぽというか
常にマイナス状態。


きっとその手のコンサルの人の
アドバイスには必ず
「設備投資」や「人員補充」
の話が出てくるでしょう。


それができるお金があったら
とっくにやってるんですが・・


夫には知っている人でも
私のとっては突然現れた謎の人なので
話を聞く前から懐疑的です(-_-)


しかしノータッチでいると
夫がM氏に取り込まれて
言われるがままに動く可能性もあるので
来社すると聞いた時は
同席することにしました。


果たしてM氏とやらは
善意で手を差し伸べる神なのか
弱り目に祟り目を狙う悪魔なのか。。


長くなるので続きます。


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<家計の貯蓄が数か月で5分の1まで減りました・・>

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■関連記事


夫の会社が大変厳しい状況で
いまだに給与を出せない状態です。

あまりに長く続くので
最近は感覚がマヒしてきて
「今月も無給か~」
という意識になってましたが・・


ちょっとした金額の現金が必要になり
(普段はほぼキャッシュレス生活)
家計のメインバンクの通帳を持って
お金をおろしにいくと


え・・・


残りこれしかないの!?



なんとなく頭の中で
計算していたつもりでしたが
2か月前の請求がカードから
落ちていたり
失念していた特別支出があったりで

去年の夏ぐらいまであった金額の
5分の1まで目減りしていました。


ああまた
足元がグラグラして
指先が冷たくなるこの感じ。


このままいったら数か月後には
貯蓄が底をついて
ローンも電気代も払えず破綻?


回避するために
自分が個人的に貯めてきたお金や
虎の子の年金保険を崩す?

いやいやそれは絶対避けねば(-_-)


資金繰りに追い詰められた夫は
毎晩憔悴した様子で
お酒を飲んで早々に寝室へ行き
泥のように寝ています。


メンタル的にしんどいのは
わかるけど

この状況を招いたのは
夫の経営センスの問題や
自分に対しての甘さがあったと
私は思っているので

ほんの少しの同情と
マグマのような怒りの感情が沸き上がります。


寝てるヒマがあったら
もっと必死に考えろよ!



落ち込んでるだけじゃ
現状打破なんて絶対できない。


もちろん私なりに考える
会社立て直しの策を
提案してみたりしますが


夫、死んだ魚の目をしてるんですよね。。


経営者がやる気を失ったら
協力してる業者さんや
お客さんにも伝わり
ますます経営困難に陥っていく。
(そういう空気って思いのほかすぐバレますよね)


まあ潰すなら潰すで
それに向けて動いていかないと
負債あり・預貯金なし状態に陥り
次の行動が取りにくくなるのが明白。


どうにせよ
腹をくくって決めてほしいですが・・


「俺はかぴみたいにすぐ切替られない」
「ダメだったから、はいこっちみたいな」
「そんな急に変えられない」
「みんながかぴみたいに割切れると思わないで」


・・ええ(;´Д`)


そんなこと言われても
現実は待ってくれませんからねえ。


まるで私の方が変、
みたいな言い方をされますが
この状況を変える気がないなら

傷が浅いうちに
対処していくしかないのでは。


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