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コミックエッセイとか結構好きなんですが
貧乏こじらせてからは買ってなかったです。

これが図書館にあってびっくり。
こういうの好きな司書さんとかいるのかも\(^o^)/

「母がしんどい」の
田房永子さんのコミックエッセイ。

タイトルに「ダイエット」ってあるけど
内容はほぼ
ツライ生育環境と母や叔母との毒関係。

理不尽毒母に育てられたトラウマが
結婚した後も抜けていかず
過食や強迫性神経症がとまらない。

それらの原因をさがして
ヒプノセラピーやら色んな療法を受けるんだけど

全体に浮かび上がってくるのは

「愛されなかった事実」
が根っこにある生きにくさ。

自分の外見を直視できなくて
きちんと鏡を見てないので
変なメイクを同僚に指摘される。

「太ってる」と指摘されればされるほど
心理的な呪縛は強まってくる。

読んでてちょっと息苦しくなるような。。
救い見えては、打ちのめされるの繰り返し。

「幼少期の幸せな記憶」

というのは現在どんなに愛情を受けても
取り戻せない、というのを何かの本で読んだけど
その通りだなあと思います。

少しずつ少しずつ
薄い皮をはぐように
前向きになっていって

「きれいになりたい、って思っていいんだ」
「もう母の望むようにみじめに生きなくていいんだ」

と、ポジティブな思考に変わっていくと
いつのまにか暴力的な過食がおさまっていく。

最後の最後で希望が見えてきます。

前作の「母がしんどい」は
自分の母親に重なることろがあって
気分悪くなってしっかり読めなかったけど

コレはその後の話なので
著者もだいぶ客観的に物が見えるようになって
救いのある感じ。

「呪詛」とか「言霊」なんて
ふだんは あるわけないしょ
って思ってるけど

身内の毒オーラほど
心も体もむしばまれるものってないわ。。。。



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