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取材したイベントは
地域起こしを兼ねた
アート系の展示が中心のもので
予想以上に盛況でした。

プロ、アマ、学生問わず
多様な作風のアーティストに
インタビューをして
作品と一緒にカメラにおさめていきます。

今回の取材は
撮影から取材許可の手配まで
すべて一人でこなさなくてはならないので
現場に知人は誰もおらず
淡々と必要なカットを撮影して
構成を考えながら
メイン記事にする作者を決めました。

自分のペースで進められたせいか
予定よりも早く作業が済んだので

ICレコーダーやカメラをしまいこむと
しばらく会場をぶらぶらしていく事にしました。

先週までは来る予定もなかった
見知らぬ街の見知らぬ人達が

熱く語りあったり
親し気に挨拶したり
中には感極まって抱き合ったり

その雰囲気は
どこか高校や大学に似ていて

私のような異物を浮かび上がらせる
排他的な空気が漂っています。

それでもなぜだか
その孤立した感じが
とても居心地良くて
なかなかその場を離れる事ができず
用もないのにイベントが終幕するまで
居続けてしまいました。

ここには、
自分を知る人が誰もいない。

自分の行動や言動に関して
誰にも何も言われずに過ごせる。

当たり前の事なんですが
それが妙に甘やかに感じられて
思わず「ずっとここに住んだら・・」
などと妙な考えが浮かんでしまうほど
魅力的に思えました。

ざわざわと人が撤収を始めたので
ハッと我にかえり
宿泊先のホテルへ向かいましたが

なんとなく、
突然蒸発する人の心理が
わかったような気がします。

そういう瞬間って
突然やってくるものなんでしょうね。

もっと疲弊すると思っていた出張も
意外なほど楽しく思えて
帰るのが寂しく感じました。


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