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コメントで教えていただいた
「ADR調停」。

初めて耳にしたので
どういうものなのか少し調べてみました。

"調停人"や"仲裁人"と呼ばれる
第三者を介して
離婚手続きをすすめていくのは
家庭裁判所で行われる
いわゆる『離婚調停』と同じですが

「ADR調停」は
家庭裁判所などの公的機関以外が行うため
『民間調停』とも呼ばれているそう。

長引く離婚の争いを
プロの仲裁人の手腕で
よりスピーディーに解決に導く方法のようです。


◇「ADR調停の流れ」

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流れ的には
一般的な離婚調停と似ています。


しかし、離婚調停にないメリットは

・解決までに期間を短くしやすい
(通常の離婚調停は1ヶ月に1度ペースで
行われますが、ADR調停の場合は
期日の間隔を開けずに調停を行えるため)

・家庭裁判所のように平日だけではなく
土日祝日にも調停を行える

(実施期間による)

・調停員(仲裁人)の質が安定している
(民間人からの選任と異なり
ADR調停は元裁判官や弁護士といった
知識のある人材が採用されている)


とても良さそうに感じますが

費用の面では
いささか懸念があります。

まず、家庭裁判所で行う
通常の離婚調停は



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数千円の費用で申し立てができ、
調停期日の回数が増えても
追加料金はかかりません。
(もちろん弁護士に依頼しない場合)

「ADR調停」の場合は
申し込み費用に加えて
1度の調停ごとに1~2万円の費用がかかります。
(夫婦双方に必要)

回数が増えるほどに
費用がかさむ仕組みです。

これはケースバイケースでしょうが
結論が出ないかぎり
お金がかかり続ける事になるのは不安要素です。


そして「ADR調停」も通常の離婚調停も

原則として
「相手方も話合いに同意する」
必要があります。


協議ができなければ
解決への糸口が見つかりませんものね。。


やはりまずはそこから
なのかもしれません。


夫が話合いに応じる気持ちがあれば
どちらかの調停を行いたいですが
「ADR調停」は強制執行を行えなかったり
仮に離婚訴訟となった場合に
調停前置の効力がなく
(調停では解決に至らなかったという証明のようなもの)

訴えを起こすためには再度家裁での調停が
必要になり二度手間の恐れがあります。


仲裁人の評価は高いようですし
費用をかける価値があるのかもしれないので
まだ選択肢からはずしませんが

兎にも角にも

話合いに向けて
駆け引きや
ある程度の戦略が必要なんだと思います。


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