卒婚・あたらしい夫婦のかたち

約1年の別居を経てから再同居。婚姻関係は維持したまま『卒婚』を目指します。熟年離婚した毒母との関係は難航中。。

2021年03月

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前回につづき
自費の根幹治療のカウンセリングの話です。


(ちなみに相談したのは右上奥歯(隣が欠損歯でブリッジの支歯)。すでに保険で根の治療済みだが奥で炎症を起こしてる状態)


院長はレントゲンやCTを確認すると

「治療は可能だと思います」
「ただ、ヒビや歯折は開けてみないとわかりません」
「無理そうだったら抜歯になる事もあります」
「ブリッジは今と同じようにかけられますが、その隣の健康な歯を削ってすっぽり被せ物で覆う事になりますね」
「ただ途中で抜歯と判断した場合は無駄に削る事になりますけど」
「どうします?」



「結果がわからないうちはなるべく隣の歯は削りたくないんですけど」
「治療にかかる期間と料金はどれくらいですか?」



「う~ん、削らない方法がなくもないですけど・・」
「仮歯の時に使いにくいと思うのでおすすめしません」
「かぴさんの場合、料金は最低でも15~6万かかると思います」



「そうですか・・・」
「もし抜歯になったら欠損歯も含めて2本インプラントですよね」
「なるべくそれは避けたいですが。。」



私がポツリと漏らした
インプラントを回避したい言葉を聞いた院長は
突然、語気が荒くなって


「皆さん誤解されてるようですけど」
「歯医者は痛みを取るところじゃありません」
「治療に結果が伴わないこともあります」
「大体、こうなったのは全部かぴさんの怠慢なんですよ!」


急に「怠慢」と言われて
びくっとしてしまう私。


確かにそうなのだろうけど
保険による根幹治療に失敗が多く
自由診療という選択肢があることも
10年前は知りませんでした。

歯磨きも普通にしてましたが
虫歯のできやすい歯並びで
ケアしきれなかったのは否めないけど。。

パニック障害が酷かった時は
歯医者に行けない事もあり
治療が遅れてしまって
気がついたら神経を抜く事に。


怠慢と言われたら
返す言葉がないけれど・・・

それを今言われても
過去が戻るわけじゃないからなあ。


「それで、かぶせ物なんですけど」
「奥歯だからわざわざ見栄えのいいジルコニアとかにしなくてもいいと思います」
「それだと36万ぐらいになっちゃうので」
「本当は金が一番いいんですけど、まあ銀でいいんじゃないですか?」


「そうですね、多分見えないと思うので見栄えは気にしません」
「あの、、総額の見積もりとか出せますか?」



「見積もりですか。。」
「出そうと思えば出せますけど」
「治療は1回2時間ぐらいかけるので少ない人なら1回、多くても3回ぐらいで終わると思います」
「じゃあとりあえずお任せいただくって事でいいですか?」



う。
もう決めなきゃいけないのか。



治療の流れも大体説明されましたが
専門用語もあって
よくわからない部分もありましたが
放っておくとまた炎症が再燃して
痛み出すかもしれないし。。


院長のゴリゴリ押してくる感じが
ちょっと気になりますが
開けてみないとわからない、と言われたら
ヒビがなく無事に根幹治療できる事に賭けるか
諦めて不穏なまま温存するか
抜歯してインプラント(か入れ歯)にするか
しかないわけで・・・

脳ミソがショートしそうですが

どんな事でもリスクゼロはあり得ない。


歯を残したい


という気持ちが強くて
ここに来たわけですから
チャンスがあるならトライしてみるしかない。


そして、前金+初診料+税で
41800円也を支払い
1回目の治療予約を入れてきましたが

帰宅してから
色々と疑問や不明点が浮かびました。



この話、
もう少しだけ続きます・・・


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例の精密根幹治療の歯科クリニックに
カウンセリングに行ってきました。


公式サイトは最近リニューアルされたようで
かなり新しそうなイメージでしたが

現地に着いてみると

かなりアットホームというか。。。


待合室は
「ザ・昭和な歯科医院」といった感じ。


思わず帰ろうかと思いましたが
いやいや、とりあえず相談してみないと、
と気を取り直して
待つ事10分ぐらい。


ここは一般歯科もやってるので
待合室には親子や高齢の患者が
5~6組待っていました。


決して広いとは言えない待合室なので
密が気になり
できるだけ離れた場所に立って待ちます。


やがて、トイレのドア?
と見間違えそう診察室の中から呼ばれ
入ってみると

診察台が並んでいますが
その間隔は狭く
やはり密なのが気になる。。


しかし、根幹治療に欠かせない
マイクロスコープや
レントゲン室には歯科用CTがあり
確かに設備は新しそう。


まず院長(と言っても2代目なので若そう)
に診てもらいたい歯と状態を伝えて
それからCTを撮影します。


他にもっと若そうな男性医師が1人。
お父上らしき方は見当たらず
衛生士さんや歯科助手さんが3~4人。


ひっきりなしに移動して
すごく多忙そうな雰囲気です。


暇じゃないということは・・・
一応人気のある歯科なのかな?
と良い方向に考えてみる。


しかし、あまりに多忙なのか
CTとレントゲン撮影後も
レントゲン室に放置される私。


機械が動いてなければ
被爆しないのかもしれませんが
レントゲン脇にずっと座らされてるのは
あまり良い気分にはなれませんね。。


ようやく院長の手があいたらしく
奥のほうに呼ばれます。


診察室の奥は
角を曲がると意外に広い空間があり、
個室の診察台(1台だけですが)と
カウンセリングルームもある事がわかりました。
(恐らく、増築したのだと思われる)


なんだ、ちゃんとした場所があるんじゃない。


少しホッとしましたが
その後の院長によるカウンセリングは
私の小さな脳ミソをフル回転させても
よくわからない事が多かったうえに

けっこうキツイ言葉を
投げられる事になるのでした。




長くなるので続きます・・・



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卒婚に向けての再同居。


課題の1つである
夫の飲酒量多すぎ問題。


模索の道を探して
現状はこんな感じに落ち着きました。
↓↓

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ビール4本、
発泡酒か第3のビール4本(うちロング缶1本)

合計8本で3日分。

どんな風に飲もうと
期間内であれば本人の自由です。


最初は4日分にしようと提案しましたが
強硬に反対され・・・

まあ、始めから無理をしすぎても
続かず爆発するだけかなと思い
3日分に落ち着きました。
(ロング缶を1本入れたのも夫の強い希望)


以前の夫は
この4~5倍は飲んでたので
慣れるまで厳しそうでしたが
(ノンアルのビールを自分の小遣いから買ってきて代替したりしてた)

3週間ぐらい経つと
ほとんど文句も言わなくなり
ノンアルビールでの代替もやめて
ついに先週は350ml缶を1本余らせたほど!


余った物に関しては
これまた長い話合いをして
2本までは繰り越せることにしました。

「飲まなくても平気だけどもったいないから飲みきろう」
という思考になるより
余らせて翌3日間余計に飲める方が
メリットがあるように思ったので。



今までお酒は
夫が自分の小遣いで勝手に買ってきて
好きなだけ飲んでいましたが

今後は私が銘柄や量を決めるかわりに
ビール代は食費から支払う事にしました。

お酒を我慢するかわりに
自由になる小遣いが増えるという
トレードオフです。
(家計的には痛いけど。。)



夫は酒好きのわりに
特にビールの銘柄にこだわりがなく
好みを聞いても
「なんでもいいよ、その日の気分だから」
と言うので
適当にジャケ買いしてます。
(私自身はほとんどアルコールを飲まないので味を知らない)

もちろん、度数の高い
ストロングゼロなどのサワー系は除外。

かといって
糖質オフやプリン体ゼロ、などの
オフ系ビールを買うと
夫のテンションがダダ下がるので
それも除外。
(やっぱり糖類が入ってないと不味いんですかね?)



8本全部発泡酒にしたほうが
安上りですが
やはり「ビール」の方が
美味しそうに飲んでいる様子なので
『量より質』になってもらうべく
半分はビールにしようと決めてます。


たまーにクラフトビールや
ちょっと高めの地ビールなど混ぜると

「おっ。これ飲んでみたかったんだ」

と喜んでいるので
面倒な買い物も
(3日で8本を補充し続けるって結構大変ですね。重いし)
新しい銘柄を発見する楽しみがあるので
少しは気がまぎれます。


今のところ、これでうまくいきそうなので
当分は続けていきますが
将来的にはもっと減らしたいなあ。


夫は最初の一週間こそ

「飲まないと寝付きが悪い」
「落ち着かない」


などとブツブツ言ってましたが


日を追うごとに
寝起きの吐き気や頭痛などがなくなって
体調が良くなってきてるのを感じてるようでした。


あとは、夫に何か大きな
ストレスがかかった時に
「飲みたい欲」が爆発しないか
心配ですが・・・

とにかく一歩一歩、
お互い妥協しながら進めていくしかありません。



そして
「感情的に話さず論理的に提案する」
って大事だったんだなと
改めて思いました。

以前は「お酒辞めないなら離婚する!」
みたいな態度を取ったりしてたので
飲酒問題のたびに大喧嘩でしたが
別に喧嘩する必要はないんですよね。


淡々と、根気よく
相手の話も聞きながら
ベターな方向へ話をすすめていく方法を
学びました。



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義両親の話題に触れたのは
もうずいぶん前になってしまいました。


夫は会社関係の事で
たまに顔を合わせているようでしたが
ワタシは夫と別居中は「消えた人」状態で
コロナの事もあり、1年以上会っていませんでした。
(はっきり言わないけど別居の事は多分気がついていたと思う)


義父は家やマンションを購入して
転売しては、また別の物件を購入。

という形で数年ごとに住まいを変えています。



今回はなかなか売れなかった
一戸建てがようやく売却でき、
(コロナ禍のせいで都内の小金持ちで郊外に移住したい人が増えたのは本当で、申し込みがたくさんありました)
もう1つのタワーマンションのほうも
買い手の目途がついたので
今月、新たな購入した高層マンションに引っ越しました。


その際、一戸建てに残っていた荷物を
(売却するまでは家具付きで人に貸してた)
新居へ運ぶのを手伝う事に。


当初は夫と義両親だけで
運搬すると言ってましたが
ソファーやキャビネットなど
重そうな物もあるので
微力ながら私も手伝いをかってでます。


まあ、、
長らく会っていないし
別居を解消して自宅に戻ったので
挨拶がてら役にたっておこうという腹積もりです。


久しぶりに見る義父は
以前よりも身体の衰えが感じられて
かつてのような鼻息の荒さがありませんでした。


「かぴさん、ひさしぶりだね」
「わざわざ手伝いに来てくれてありがとうね」



などと、好々爺のような柔和な表情。


トラックと乗用車に分乗して
2時間ほど走って新居へ荷物を入れおえると
お茶をごちそうになりました。


夫の家族は基本的に
会社の話かお金の話しかしないので
話題は自然と「転売による資産形成」の話へ。。。


すると、義父の目はギラリと輝きだし
いかに自分の買い付けや
転売の波をうまくつかめるかなど
自慢話に花が咲きます。


そしてお決まりの


「お前たちはまったくだらしがない」
「俺が40の頃はすでに家2軒建てて、アパートも経営してたのに」
「会社の建物だって俺に借りてる状態だし」
「早く資産を作らないと老後はどうするんだ」



と、お説教が始まってしまいました。


久しぶりだから
丸くなったかと思いきや
中身は全く変わらず強気の守銭奴という感じ。


今度の新居も
高層マンション最上階の角部屋ですが
使ってるソファーには
義父の着古したシャツを繕って
カバーがわりにかけてあるし
蜜柑の皮やコーヒーの出し殻を乾かして
消臭剤にしたり
使用したジップロックを
洗って再利用してるのも相変わらず。


価値観の違いでしょうが
ここまでケチケチしないと
お金はたまらないのかもね。


おそらくこの新居も
値上がりを期待して購入しただろうから
数年後にはまた転売するのでしょう。


ウン千万の家で
2万円の生活、みたいな。



確かに私達には
資産どころか負債しかありませんから
老後の生活は悲惨かもしれませんが
資産形成に興味ゼロな夫には
いくら言っても響かないだろうなあ。


お金はあの世まで持っていけませんが
現世にいるうちに足りなくなっても困る。



塩梅がむずかしいですが・・


私自身は個人的にコツコツと
できる範囲で備えていこうと思います。



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毎年3月11日が来ると
東日本の震災関連の特番がたくさん放送されますね。


ここ数日で


「NHKスペシャル 映像記録 3.11~あの日を忘れない」


「ザ・ノンフィクション わすれない 僕らが歩んだ震災の10年」

など
いくつかの番組を見ました。


どれも胸に迫る内容ですが
特に印象にのこったのが
津波の被害から逃れた人、
逃れられなかった人の行動の違いを
分析した番組。


地震のあと、大津波が来るまで
1時間ほどの間の
ほんの少しの判断の違いが
その後の運命を大きく変えていきます。


もちろん後になってみれば
なぜもっと早く逃げなかったのか、
より多くの人に注意喚起しなかったのか
後悔したり自責の念にかられたり
する人もいると思います。


でも実際あの場所にいて
大津波をリアルに想像できた人が
どれくらいいただろう。


揺れがおさまった後に
まず津波の事を考えて
校庭から潮の引きを確認して
数百人の生徒を高台に避難させた教員。

一方で、明治三陸地震の大津波でも沈まなかった
高台を避難場所にしていた住宅街の人達は
日頃の訓練通りに避難しますが
予想を超えた高波にのまれて
ほとんどの人が犠牲になってしまいました。


自然災害の事は
誰にも予測できず
どんなに慎重になっても
防ぎきれない事もあるのでしょうね。。



私は東京でも内陸の方に住んでいるので
津波を心配した事はありませんが

自宅の近くには一級河川が流れており
ウォーターハザードマップでは
洪水浸水区域に指定されてます。

想定される水位は
最高で3mとなってますが
長野の千曲川氾濫のケースなどを見ると
アテになりませんよね。


熱帯化が著しい日本では
いつ激しい豪雨が襲来して
屋根まで水没したり
家ごと流されないとも限らない。


リスクを感じた時は
多少臆病と思われるぐらい
早めに避難したほうが良いのだと思います。

何でもなければ
笑って帰宅すればいいだけだし
万が一の事態になって
家を失ったとしても
命さえあればどうにかなりますから。



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