<悪質クレーマーの件、弁護士に依頼してきました>
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→ここ
期限までに工事残金(500万)が
支払われる事はなく
A氏からのメールにも
「施工不良のままでは支払いできない」
という事が書かれていたので
こらもうアカンわなってことで
弁護士さんに間に入ってもらうことにしました。
しかし建築業界の訴訟は
独特のルールや戦い方があるらしく
弁護士ならだれでも良いというわけにもいかず・・
ある程度業界に詳しく経験がある人が必要です。
かといって義父が今抱えてる裁判の弁護士は
(夫の父は裁判沙汰が大好き・とにかく負けず嫌いで複数の訴訟を起こしてます)
老女な上に動きが遅く
やたらと裁判を引き延ばして
手数料を稼ぐタイプなのが
わかっていたのでパス。
私は離婚弁護士ぐらいしか
アテがありませんしね・・
(たった1~2年前には夫と離婚しようと日々画策していたんですよね、時が経つのは早いです)
結局は夫の知り合いの内装屋社長に
紹介してもらうことに。
夫は相変わらずナーバスな状態で
食事もあまりとらず
全くもって頼りにならない。
なので弁護士事務所には私も同席させてもらいました。
知識はほとんどないけど
1人の耳よりは2人の耳で聞いた方が
熟慮できる事もあるかもしれないしね。
しかし、相談・依頼の際に
今までのメールのやり取りを印刷したもの、
見積もり書・契約書など
とにかく大量の紙を持ちこむことになります。
(メールの印刷だけでも数時間かかった。インク代と用紙代・・)
50代ぐらいの男性弁護士さんは
我々が持ちこんだ
重そうな2つの紙袋にギョッとしてましたが
今までの経緯の説明を
時間をかけて聞いてくれました。
ちなみに「相談」だけだと
30分5000円だそう。
今回はもう「依頼」するのが決まっていたので
相談料はかからず
回収金の10%(つまり50万円)が
報酬になるそうです。
まあ、まだこれから書類を読みこんで
戦略を決めていくそうですが
「A氏は完全に支払う気ないですね」
という感想だったし
「まずは和解の交渉をしてみますが」
「期待できないので裁判までいくと思います」
「それで勝ったからといって」
「全額回収できるとは限りません」
「相手の支払い能力によりますし」
というネガティブな意見。
はあ・・(-_-)
やっぱりある程度
ウチが被害被るしかないのか。
半額取り返せたら御の字
みたいな?
なにも悪いことしてないのに
世の中ってなんて不条理なんだろう。。
まだ交渉が始まってないのに
つい暗いことばかり考えてしまいます。
もし勝訴しても
相手が支払い命令を無視して
払わないパターンがよくあるのだとか。
その場合は強制執行(差押え)が
行われるわけですが
なんとビックリ、
執行部は支払い対象者の
財産目録を調べてくれないのだそう。
ではどうするかって??
依頼者の我々が
自分で見当をつけたり調べたりして
おそらくここから取れるだろう
みたいな予想を伝えて
執行してもらうという
意味不明な制度なのです。
なんだかなあ・・。
ごねた者勝ち?みたいな?
請負業者の立場の弱いこと弱いこと。
まあどうなるかは
神のみぞ知る状態ですが
とりあえずは
当分入ってこない500万円を
どうにか埋め合わせる方法を考えないと。
参考になるブログがたくさんあります。
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