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『私が普通と違った50のこと~貧困とは選択肢が持てないということ』



彼女のnoteを一気に読んで
いろいろ考えこんでしまった。


年収100万円で精神障害を抱えた父を持ち
親戚もみな貧困家庭という環境で
大学まで進学できたのが奇跡的に思える。
しかし、それ以降の人生もハードモードが続く。


人生をマラソンに例えるとしたら
みんなより何時間もハンデをつけられてのスタート。


諦める、というより
そもそもの選択肢がない状態。


みんなが普通に手にしてる標準装備を
ほとんど持たない状態で戦うには
精神力と人一倍の努力と知恵と工夫?


それも何か違う気がする。


圧倒的な貧困に希望を砕かれながら
抜け出そうと人生の岐路に立つものの
結局は不利な道を選ぶしかない。

そんな環境の中で
どうやってポジティブに日々を過ごせるのだろう。


もちろん、後天的な貧乏もツラい。

なまじ普通に暮らしを知っていて
ちょっとした贅沢の味も覚えていたりすると
転がり落ちてからのお金の無さは骨身に堪える。


それでも、生まれついた環境によって
ある程度の人生コースが決定されてしまうのは
本当に切ない事だと思う。

這い上がろうとしても
そのモデルケースがまわりになく
具体的なイメージがわかない。

原資が少なすぎて
自分に投資することができない。


カエルの子はカエル
なんて思いたくないだろうけど。


今の日本に
ジャンプアップチャンスは少ない。


せめて「教育」の段階で
どんな環境の人でも
横並びでスタートする事ができれば
少しは選択肢が持てるようになるだろうか。

メルカリや100均など
低収入の人が利用できるツールはあれど
人によっては
安物買いの銭失いが深まるだけなのかもしれない。


コロナ禍でこうした人達は
ますます増えてくると思う。

自助努力だけで何とななる世界は
終わりにするべきなのは明白だけど
今の政治に期待するのは難しそうだ。


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