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生活保護を受給申請する際に
本人が望まなくても
親族に扶養照会されてしまい
その後、本人が自殺してしまった
痛ましい事件があったようですね。


受給させないための
いわゆる「水際作戦」みたいな
ものなのだと思いますが・・

誰だって自分の困窮を
親兄妹に知られたくありませんよね。


知られても困らないぐらい
関係性が良ければ
とっくに自分で相談してるでしょう。


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各国の扶養義務の範囲。


個人的な感覚からすると
配偶者、親、子供
までぐらいかなーという感じがしますが

日本の場合3親等まで追っかけるので
甥や姪にまで暴露されて
「どうにか面倒みれませんかね~?」
と言われてしまうのか。。


困窮してる状態の人は
ほとんどが親族と疎遠になってるはずなので
やっぱりこれは躊躇してしまって

こんな恥ずかしめを受けるぐらいなら
餓死した方がマシだ・・・


と思う人が出ても不思議ではないです。


本人が望まない形での扶養照会って
厳密には違法っぽいんですが
厚労省から強くは要請してないので
暗に「やってもいいよ」と言われてるようなもの。


一時期世間で騒がれた
不正受給なんて全体の2%ぐらいのようだし
支援を必要としてるのに
窓口でシャットアウトされてる人の方が
はるかに多いのでしょう。


先日も菅総理が
「最後には生活保護があるから」
と仰ってましたが

真のセーフティーネットだと思うなら
もう少しハードルを下げて
最初の3ヶ月ぐらいは
素早く給付する事にしたらいいのに。


弱って弱って、弱りきって
ボロボロの状態で辿り着いた時に
まともな受け答えができる人なんて
あまりいないんじゃないかなあ。


とりあえず3ヶ月、
まともな環境とお金を用意してあげて
最低限の生活を取り戻させてから初めて
「自助」を考えられるようになるのでは。



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