<夫の管理するアパート、入居希望の9割が生活保護受給者に・・>
■関連過去記事
夫の会社で管理を委託された物件は
どちらかというと
・駅から遠く
・築年数が古く
・家賃が安い
1K~2Kぐらいの
アパートが多いです。
夫が現場作業や打ち合わせで
不動産屋からの電話に
出られない時は
私が転送で電話を受けているのですが・・
前回記事に書いた時は
入居申請の半分ぐらいだった
生活保護受給者が
今では90%というか
ほぼ生活保護
(受給中・もしくは申請予定)の人
からの申し込みばかりになってしまいました。
夫の会社が使っている保証会社は
生活保護受給者は審査が通らないので
どんな条件であれムリなんですが・・
あまりの多さに
戸惑いますね。
なので最近は
不動産屋さんに色々と聞かれる前に
(近くにスーパーがあるかとかペット可なのかとか)
「生活保護の方ですか?」
と聞くようにしています。
条件を聞かれて答えても
最終的に生活保護の人だと
断るしかないので時間の節約・・
なんですが
住む場所を探している
生活保護の方にとっては
死活問題だよなあ、と思うと
チクリと胸が痛みます。
あまりに問合せが増えたので
どうにか抜け穴がないか
保証会社の契約条項や規約を
もう一度調べてみましたが
今の契約のままだと
完全に無理なんですよね。
それでも生活保護受給者を
受け入れたい、となると
保証会社自体を変えるか
今の保証会社で違うプランを
契約するしかないんですが
生活保護受給者OKのプランって
仲介する会社にとって
めちゃくちゃ不利な条件なんです。
例えば今のプランだと
居住者(借りた人)が
家賃を滞納して
飛んだとしても
その間の家賃や現状修復の費用をもつのは
保証会社と大家さん
なんですが
生活保護OKプランにすると
仮に生活保護者の借り主が飛んだ場合、
仲介業者がかなりの負担を
しょいこまなくてはいけない。
夫の会社はそれでなくても
負債の返済で悲鳴をあげてる
崖っぷちの零細会社なので
いくら生活保護受給者からの需要が増えても
プラン変更をしてまでの
危険はおかせません(-_-)
大家さん達の中には
「例え生活保護でも空室を埋められるなら・・」
と言う声も結構あるんですが
まだまだ保証会社的には
信用度がゼロのようだし
世間的な尺度からすると
厳しい目を向けられてしまうんですよね。
コロナ前は
うちが管理するような
不人気物件(大家さんには失礼ですが、正直ボロいので・・)
への問合せは
月に数件ほどでした。
でも今年に入ってからは
毎日5~10件の入居申し込みが
くるようになり・・
ぬか喜びしたものの
生活保護の方ばかりでは
結局お断りするしかないので
手間が増えるばかり。
それと同時になんというか、
電話で話す不動産屋の向こうに
住処を失って困ってる人が
透けて見えてしまって
気分が沈んでしまいます。。
(まあどの物件も同様の状況だろうから、断られまくって何件も電話してる不動産屋も大変だと思いますが)
安倍政権下で
生活保護費を10%削減した時は
「自分には関係ない」
と思っていた人達も
コロナの煽りを受けて
受給者となってしまったケースも
あると思います。
明日は我が身、
誰にだって
自分の力だけでは
どうしようもできない時も
あると思うので
困ってる人が
もう少し安心して暮らせるような
世の中になってほしいものです。
しかし、
一体いつまでこんな状況が続くんだろう?
参考になるブログがたくさんあります。
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