<ウィル・スミスさんのアカデミー賞平手打ち事件で思うこと>

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◆Twitterより

先日のアカデミー賞での一幕。


プレゼンターを務める
クリス・ロックさん(コメディアン)が

ジェイダ・ピンケット・スミスさん
(ウィル・スミスの妻で女優)
にの髪型について
ネタにしたジョークを飛ばすと

怒ったウィル・スミスさんが
壇上のクリスさんに歩み寄り
平手打ちをかました事件が
賛否を呼んでいました。


この賛否というのが、日本とアメリカで真っ二つだったのが興味深かったです。


ジョークの内容が
脱毛症に悩まされているジェイダさんの
髪形についてだったので
(かなり悪質に思えますが、会場では「エッジの効いたジョークだ」と笑う人も多く最初はウィル・スミスさんも笑っていたそう)

日本の常識で考えると
あの場でのブラックジョークは
全く笑えないと思いますが・・(-_-)


アメリカでの反応は

・ど理由はどうあれ暴力を振るったウィルがいかん

という意見が大半。


一方日本では

・家族が侮辱されたのだからウィルの行為は理解できる

という意見が大半。


私自身も最初にニュースで見た時は
公の場で妻を酷く侮辱されたら
思わず手が出てしまうのもやむなし

と考えていましたが


上のツイートを読んで
なるほどなあと思いました。


ジェイダは
ウィルほど有名ではなくても
映画やドラマで活躍している
自立した1人の女性で
(医療ドラマ、見てました。いかにもパキッとしたカッコイイ役柄だった。最近だとマトリックス4にも出演してましたね)

クリスの言ったジョークに憤りを感じたら
自分で何か言い返すなり
やり返すなり
対処ができたのに

夫が勝手に自分の代弁者になって
行動に出てしまうのは
違うのでは?
という内容です。


いかにもアメリカらしい考え。


今回のウィルさんの行為は
家族を守るためではあるのだけど・・

「妻」や「女性」は
守られるべき存在=弱いから下に見てる


という図式になってしまうので

女性を一人前の人間として見てない!

間違った男らしさ!

という意見が多かったわけですねえ。


これがポリコレ先進国(;^ω^)


まあ、ウィルさんの気持ちもわかるし
公の場での暴力なんて論外、というのも
わかります。


そして時間をかけて考えてみると

私は平手打ちは
要らなかったかな~
と今は思います。


病気で悩む妻をネタにされて
誰でも腹が立つと思いますが

ジョークにはジョークで。


ウィルさんも何か
辛辣なジョークで応酬したら
スマートだっただろうし
会場も盛り上がり
妻の溜飲も下げられたかもしれません。


アドリブのききそうな俳優さんだけど
家族の事となると
冷静になれなかったんでしょうかね?



クリス・ロックさんは
現時点でウィルさんに
法的手段を取るつもりはないそうです。


しかし、アカデミー賞の主催側で
調査が入るようなので
もしかしたらウィルさんは
せっかく手に入れたオスカーを
失うかもしれません。。


自分のしたことを後悔している、
と発言していましたが
後の祭り(´-ω-`)


時代と共に変化していくポリコレなので
それに合わせていくのも
現代の社会人の努めなんでしょうねえ。


公平なような
息苦しいような・・

常識・マナー・ルールは
バランスをとるのが本当に難しいなと思った一件でした。



ちなみにジェイダさん本人は
この件について言及しておらず
自身のインスタグラムに
授賞式での美しいドレス姿と共に
「今は癒しの季節。私はそのためにここにいる」
という投稿をされたのみ。


懐の深い女性だと推察するので
動じていなさそう。

そういう所が
長く続く良好な夫婦仲の秘訣なのかもしれませんね。


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