卒婚・あたらしい夫婦のかたち

約1年の別居を経てから再同居。婚姻関係は維持したまま『卒婚』を目指します。熟年離婚した毒母との関係は難航中。。

過去のバイト黒歴史


<【バイト黒歴史】~スーパーのレジ打ち編・4~>

photo-1583922146273-68f11083858e

◇前回までの記事









セクハラ問題などありましたが
意外に長く続いた初バイト。


仕事自体は単純なので
卒業まで続くかと思いましたが、、

思わぬ落とし穴。


食べ盛りの高校生は
仕事終わりに
幼馴染とついマックなどに寄ってしまい
無駄なお金を使ってしまうんですよね。

そして、ついだらだら喋ってしまって
帰宅が遅くなりがちな事もあり
(それはそれで楽しかったんですけどね)


お互いに「これじゃイカン」
という雰囲気になりまして。。


私がもう1つ
別のバイトを始めた事もあって

スーパーは土日や繁忙期のみに
出勤するようになり

幼馴染はシフトを平日に絞って
早めに帰宅して
勉強に力を入れるようになりました。


結局、某い◯げやは
2年ほどで辞めたと記憶してます。


760円だか780円だかの時給が
労働の対価として見合っていたかどうか
アホなJK時代は深く考えてませんでしたが

働いてお金をもらうのって
大変なんだな~
と実感できたので
10代のうちに
何らかのバイトはした方が良いのだと思います。



本当に昔のことなので
ディテールをさっぱり覚えてませんが

小雪がちらつく真冬の帰り道
幼馴染と一緒に
スーパーから駅まで歩いていた時、ふいに


「安い。。。」


とつぶやき、
組んだ腕をさする幼馴染。


「いや、そこは『寒い』でしょ(;^ω^)」


と突っ込むと

幼馴染は恐怖に近い表情を浮かべて


「どうしよう」
「ずっとスーパーでアナウンス聞いてると」
「安い、って単語が身体に染みついてる」
「バイト中はずっと"お買い得"とか"安い"とか流れてるんだもん」
「もう辞めどきかも・・」



と、言ったのが
一番の思い出かもしれません。


スーパーに流れてるBGMとか
店内放送とかって
本当に耳につくんですよね。


バイトを辞めて以来、
私も幼馴染も
なるべく某い◯げや以外のスーパーを
利用するようになりました。


多分最後に利用したのなんて
10年以上前だと思います。


別にお店自体が嫌というわけではないけど・・

あの看板とか
陳列棚とかを見ると
(さすがにBGMは変わってると思いますが)
苦い記憶が甦ってきそうで
なんだかねえ。。。



大学進学と共に幼馴染とは
疎遠になってしまいましたが

彼女はたしか美大に進んで
イラストレーターになるも食べられず、
美術の教員になったと聞いています。


若い頃はあっという間に過ぎるけど
嵐のようにいろんな経験をするので
今よりも時間が濃密だった気がするなあ。


こうしてたまに思い出すのも
悪くないですね。


バイト黒歴史、
またそのうちに
他の話も書いてみようと思います。


最後までお読みいただき
ありがとうございました。


身につまされるブログがたくさんあります。

↓↓
にほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフォー主婦へ


━─━─━─━─



━─━─━─━─


<【バイト黒歴史】~スーパーのレジ打ち編・3~>

photo-1525328437458-0c4d4db7cab4

◇前回までの記事






某い◯げやバイトの休憩中、
幼馴染に盛大なセクハラをかます店長に

ブチ切れてしまう私。


「店長、前から思ってたんですけど」
「女性のアルバイトに対しての発言、おかしくないですか?」
「体型の事とか、下ネタとか不快に感じる子いると思います」
「私もそうですけど」



「え?なになに?」
「オレは別に下ネタとか言ってないじゃん」
「可愛いよねって褒めてるだけなのに、そう受け取れないの?」
「てか、何で休憩中にバイトに説教されてんのオレ~」



その場にいた男性社員は
気まずそうな顔をしつつも
店長に気をつかって
ハハハ、とお追従笑い。


「説教とかじゃないです」
「ただ、傷つく子もいるし嫌な気持ちになる子もいるから」
「もうそういう話題をやめて欲しいだけです」



「・・・・」
「なんか、普段のかぴちゃんと違うね~」
「そんなコワイ顔したらモテないよ~」
「あ、もしかしたら今日はアレの日かな??笑」


「もし今後もそういう発言するなら」
「女子バイトみんなで話し合って本部の人に伝えますけど」
「私の言ってる意味、伝わりませんか?」



店長の近くにいた社員が
「ちょっと、ヤバいっすよ」
みたいな事を店長に耳打ちすると

それ以上言葉を発さず
私から目をそらしてタバコをふかす店長。


休憩室全体に
重苦しい空気が漂います。



まだ事例は少なかったけど
一応当時もちょっとずつ
セクハラはダメ、みたいな風潮が
社会化してきてましたが

男性たちの意識は
昔のままだったのが実情。


上に書いた私のセリフは
趣旨はあってると思いますが
当時はあんなに理路整然としてなくて

内心は怖くて怖くて
その場から逃げ出したいのをこらえて
絞りだすように言ったのだと思います。


一旦キレてしまった以上、
引っ込みがつかなかったんですよね。。

「女子バイトみんなで話し合って・・」
のくだりなんて
完全にハッタリだったし。


結局どうやって
決着をつけたか覚えてませんが

それ以来、女子バイトが休憩を取っても
店長が休憩室にいることは
ほとんどなくなりました。


店内で店長とすれ違っても
「おう」とか
「おつかれ」とか
挨拶されるだけで

特に嫌味を言われたり
嫌がらせをされたりは
しなかったので
某い◯げやのバイトは
思いのほか長く続きました。


・・・次回でおしまいです。


身につまされるブログがたくさんあります。

↓↓
にほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフォー主婦へ


━─━─━─━─



━─━─━─━─


<【バイト黒歴史】~スーパーのレジ打ち編・2~>

photo-1540340061722-9293d5163008


◇前回記事




某い◯げやのレジ打ちバイト。

幼馴染も私も
お小遣いが欲しかったので
週に3日ぐらいは
コンスタントに出勤していたと思います。


暇な時間を耐えるのは
徐々に慣れてきましたが、

どうしても慣れなかったのが
休憩室での時間。


うろ覚えですが
2~3時間働く毎に
10分か15分ぐらいの
休憩を取らされるんですよね。


それだけ聞くと
ホワイトな職場で良いじゃないか、
と思われそうですが


この休憩中の時間がね~
最悪だったんですよ。。



なぜか、女子高生や女子大生のバイトが
休憩に入る時は
決まって店長(当時40代ぐらいの男性)や
他の男性社員も休憩室にいて

一緒のテーブルに座らないと
いけないような雰囲気でした。


話を振ってくるのは主に店長。


「かぴちゃんは◯◯高だよね~」
「あそこの制服って人気あるみたいだね」
「やっぱ制服目当てで受験したの?」
「スカート短い子多いよね~」
「この前なんか、ちらっと見えちゃってさあ・・」


な、そうだよな、と
他の男性社員に同意を求めると
みんな一様にうなずき、
店長と共に「女子高制服ランキング」
を始めたりします。


セクハラ全開で
2021年の今だったら
完全にアウトですが

当時は本当に、
ゆるい時代だったんですよ。。(-_-)


私は大人しそうな外見なせいか
こういう場面ではしばしば甘く見られて
もっとひどい発言も多々ありましたが
面倒なのでスルーしてました。


直接的に何かされたとか
そういうのはないですが、

若い女子バイト達は
みんなこの休憩時間を嫌がって
非常口の階段で時間をつぶしたり
屋上に逃げたり
してる子もいたようです。


しかし、半年ほど経ったある日

私と幼馴染が同じ時間に
休憩室に入ると
いつものようにタバコを吸いながら店長が


「◯◯ちゃん(幼馴染)さあ~」
「最近ちょっとふっくらした??」
「なんか腰まわりも張ってきたし」
「それ以上大きくなっちゃったらさあ~」
(胸を持ちあげるようなジェスチャー)
「彼氏、喜んじゃうよねえ」



と、言ってきました。


それを聞いた瞬間、
私の中でプチっと何かが
はじけたのを感じました。


続きます・・・



身につまされるブログがたくさんあります。

↓↓
にほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフォー主婦へ


━─━─━─━─



━─━─━─━─


 <【バイト黒歴史】~スーパーのレジ打ち編・1~>

photo-1583258292688-d0213dc5a3a8

一般的な人のバイト経験が
どれくらいなのかわかりませんが、
私が初めて「アルバイト」をしたのは
高校生の時でした。


それからいろんなバイトを
経験してきましたが
けっこう黒歴史が多いんですよね。。


思えば私がパート先に
スーパーのレジ打ちを選ばないのも
16歳の時の苦い経験からきてるのかもしれません。


別の高校に進学したけど
幼馴染だった同級生の女子と
「バイトしてみよう!」
と言う話になって


日曜に新聞に折り込まれた求人広告を
(当時はこれが一番ポピュラーな職探しだったんですよ・・)
隅々まで吟味した末に
応募したのが某い◯げやのレジ打ちバイト。
(黄色×緑の木のマークのあのスーパーです。関東圏にしかないのかな?)


時給が確か・・・
760円か780円か
それぐらいだったと思います。


まあ、当時の高校生の時給って
それぐらいが相場だと思いますが
東京郊外で朴訥と育った私達には
都内まで出かけて
華やかな職場を探そう、みたいな
意気込みはなく

学校や自宅から通いやすい範囲で
誰でもできそうな仕事を選んだだけなんですよね。


そんな消極的な動機でも
2人ともすぐに採用されたのは
バブルがはじけたとはいえ、
まだ世の中に不景気の影がなかったから。


高校生でも大学生でも
「バイトの面接に落ちる」と言う事が
そうそうない時代だったと思います。


面接も全く緊張感がなかったし
受け答えも適当だったけど
どこも人手が足りなかったんでしょうね、

「じゃあ来週から来てね」

と、すぐ決まり
ぼんやりした女子高生2人は
初めて働いてお金をいただく事になるんですが・・


スーパーのレジ打ちって
多忙な時間以外は
とにかく時間が経つのが遅い。



きっと現在のように
客入りの綿密なデータを取って
出勤調整などしておらず
各自が入りたい時に入れる
雑なシフトでした。


なので、昼パートの主婦組と
学校帰りの学生バイト組が重なる
15:00~18:00ぐらいまでは
買い物客が多くても
レジもフル稼働してるので
長蛇の列ができることはなく、、


ピーク時以外は
手持無沙汰。


でもレジの中から
動いたらいけないし
お客さんが来ない時は
サービスステーションの壁にかかった
大きな時計の秒針を
ただただ眺めるしかありません。


だいたい21時か22時ぐらいまで
働いてたと思いますが
夜になればなるほど暇で

なんというか、
私のイメージしていた「働く」とは
かけ離れた印象だったんですよね。


作業をするというよりは
暇に耐えるのが仕事、みたいな?



スーパーのレジは
もちろん今より古いシステムでしたが
普通にバーコード化されてたので
2日ぐらい研修すれば全ての作業を覚えられます。


たまに機械が読みこめない時に
バーコードの下に書かれた数字を
高速で打ちこむ楽しみもありましたが
(とにかく単純作業に飽きるので、指を動かすだけでも楽しかったんですよ)

全体的には
考えごとをしながらでも
できる作業でした。
(むしろ電子決済などがある今のほうが覚える事多いかも?)


とにかく単純で
「習熟」する必要のない作業に
生意気にも物足りなさを感じたんでしょうね。


バイトを始めて一ヶ月で
辞めたくなりました。


しかし、辞めたくなった理由は
それだけではありません。



長くなりそうなので続きます・・


身につまされるブログがたくさんあります。

↓↓
にほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へ
にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフォー主婦へ


━─━─━─━─



━─━─━─━─



↑このページのトップヘ