卒婚・あたらしい夫婦のかたち

約1年の別居を経てから再同居。婚姻関係は維持したまま『卒婚』を目指します。熟年離婚した毒母との関係は難航中。。

夫の仕事の手伝い


<【深夜の内職】自営業の嫁→無料の労働力>

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ただいま午前3時になります。

今日も今日とて
夫の会社の手伝い。


自分のライティング作業が終わってから
夫の会社の顧客に送付するカタログを
OPP袋に入れて

さらに「料金別納」の
シールを貼りつけていきます。


本来は「料金別納」と印刷された
OPP袋を使うのですが

夫が注文をミスったせいで
無地の袋が届いてしまい・・


急遽、別納シールを印刷して
貼り付ける作業が追加されました(-_-)


しかしこのシール、
台紙からスルッとはがれず
めちゃくちゃ効率が悪い。


イーっとなりながら
どうにか800部貼りおわると
目と肩に疲労感がずっしり。


会社のキャッシュがまわっていれば
こういう作業は外注しますが
今は1円でも惜しいので
自分たちでやるわけです。


1000部撒いても
問合せなんて1件あるかないか。



アテにならない事に
時間を割くのが非効率に思えて
むなしくなりますが・・

やらなければ
受注のチャンスはもっと減るわけで。


眠い目をこすりながら
何とか終わらせました。


無給の内職。


この時間を
他のライティング作業にあてれば
数千円になったかもしれないのに。


自営業の人と結婚すると
こういう雑務は
当たり前のように報酬無しですよね。

昔でいう農家の嫁みたいな?

便利に使えるタダの労働力。


寝室から聞こえる
夫の高イビキが癪に障る。


せめて数件でも
仕事につながる反響があれば良いのですが(-_-)


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<②【客の高齢化問題】「あんたの会社は詐欺だ!」>

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前回の続きです。



おばあさんは家の中から
1枚の名刺を持ってきて
私に差し出します。


私はその場でその工務店さんに電話をして状況を確認すると・・


「いや?うちでは穴があいてるなんて言ってないっすよ」
「塗装が劣化してきてるから」
「そのうち塗り直しが必要かもね~と言っただけです」


全然ハナシが違う(-_-)


穴があいてるとは言ってない、
と言うとおばあさんは
私からスマホを奪い取り


「この前穴があるって言ってたじゃない!」
「このままにすると人が落ちて大変でしょ!」
「ちゃんとこの人(私)に言ってやってよ!」



おばあさんは
しばらく工務店の人に
わめき散らしていましたが

体よく通話を切られたらしく
ぶつぶつ言いながら
スマホをエプロンのポケットへ・・


「あの、それ私のスマホです(;^ω^)」


ああ、嫌だなあ(;´Д`)
何だかものすごく面倒な状況になってる。

というかこの人、認知症気味??


しかし全然納得していないようなので
再び見積書を見せながら
丁寧に説明をこころみます。


「こんなの、覚えてない!」
「見積もりなんて普通よく見ないでしょ」

(いや、ほとんどの人が細部まで見るものです)

「とにかく覚えてない!」
「◯十万も払ったんだから、3階も取り替え工事のはずだった!」
「それを塗装でごまかしたアンタの会社は詐欺だ!」
「警察呼んだっていいんだからね!」



詐欺(・ω・ ) 


さすがにそこまで言われたら
こちらも穏便ではいられない。


「いいですよ。警察呼んでください」
「少し時間かかりますけど、弊社社長(夫)を呼びます」
「それと工事内容の全記録を持ってきます」
「うちでは必ず施工前と後の写真を撮ってありますので確認してください」
「必要であれば工事に関わった協力業者さん全員に内容を確認してもらって結構です」


「あと息子さんいらっしゃいましたよね?」
「同席してもらってください」


息子を呼んで欲しい、と
口に出した瞬間
おばあさんの顔色が変わりました。


「息子は・・ホラ、いろいろ忙しいからねえ。。」


「じゃあ電話でも構いません」
「今回の経緯を息子さんにもお話してご説明したいので」
「◯◯さんもその方が安心ですよね?」



「えっと、、とにかくアタシはよくわかんない」
「10年も前のことだし・・」
「本当に穴、あいてないの?」



「あいてませんし、契約書通りの工事をしてます」


「あっそう・・」
「そういえばアタシこれから用事あるから」
「もういいです、帰ってください」



はーーー(;´Д`)
やれやれ。


なんかもう、ドッと疲れが。


息子の話をした時の態度を見ると
こういう騒ぎを起こすのは
これが初めてじゃないかもなあ。


OB客さん達も
どんどん高齢化しています。


工事に関しても
言った言わないが必ず出てくるので
数年前から、どんな小工事でも
かならず契約書を交わすことにしていますが

今後もこういうトラブル、
増えてくるんだろうなあ。


もちろん良いお付き合いをしている
お客さんの方が多いですが
請負側も、ある程度自衛しないと
訴えられでもしたら面倒です。


そのうちこういう問題が頻発しすぎて
すべてのやり取りを録画する、
みたいな時代が来るかもしれませんねえ。



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<①【客の高齢化問題】「あんたの会社は詐欺だ!」>

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10年ほど前に夫の会社で
ベランダの手すり取り替え工事を行った
OB客さんから「来てほしい」
と連絡がありました。


が、夫は別の仕事で手が離せず、、


協力業者さん達も
みなさん都合がつかなかったので
急遽私が代理でお話を伺うことに。


築40年以上は経っていそうな
3階建ての戸建てに住む
80歳近いおばあさんは
訪問するとすぐに


「ちょっと、ここ見てちょうだいよ!」


と3階のベランダに連れていかれて


「ここ!ここに穴が空いてるでしょ!」


おばあさんが指をさした手すりは
わずかに塗装が剥げてきていて
小さな穴のようにも見えますが
鉄製の手すり自体に穴があいているわけではありませんでした。


「これは穴ではなくて、塗装が少し剥げているだけだと思いますが」


「そんなわけない!」
「いつも雑用を頼んでる工務店の人に言われた」
「穴があいてるから交換しないと腐って柵が落ちる」
「10年前におたくで工事したのにもう腐るなんて!」
「手抜き工事したでしょ!」



・・・

老人とは思えない
大声でまくしたてるのを
ただあっけにとられて見ていましたが

念のためにこのOB客の
過去の工事の見積りと契約書を持参してきたので確かめてみました。


すると


確かに10年前に自社で
手すりの交換工事を行っていますが

取り替え工事をしたのは
2階の手すりのみで
3階は塗装のみ行ったと記録されています。



夫に連絡して
工事の内容を確認すると

当時、2階の手すりの一部に
腐食が激しい部分があり
柵が折れる危険があったため
取り替え工事を行い
3階は特に問題がなかったので
塗装のみ行ったそうでした。


見積もり書にも
詳細にそのことが書かれていたので
おばあさんに見せて説明しますが


「知らない!」
「2階も3階も取り替えると言ってた!」
「てきとうな事言ってアンタ、私をだましてるんでしょ!」



「そんな事ないですよ」
「当時もご説明したと思いますが」
「取り替え工事を行ったのは2階だけです」
「それに今見た所では3階の手すりもまだ取り替えの必要はないと思います」



「だって、工務店の人が危ないって言ってたから」
「アンタにはわからないだけでしょ」
「穴があいてるって言われたんだから!」



「・・そうですか」
「ではその工務店さんの連絡先を教えていただけますか?」
「どういった説明だったのか確認したいので」



長くなるので続きます・・


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<【夫の会社の手伝い】38歳男性が入居審査に落ちた理由>

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夫が他の仕事で多忙な時は
不動産関係の手続きを手伝う事が度々あります。


今回は
仲介業者(スーモとかエイブルとか)から
うちが管理しているアパートに
入居申し込みがあり

概要を聞いたかぎりでは
いけそうな気がしたので
審査にかけてみる事にしました。


・賃貸アパート家賃56000円(管理費込)
敷金1ヶ月/礼金なし
・入居希望者:Aさん38歳男性
フリーライター
年収350万円


単身で若いし
定職もあるので
(最近は本当に生活保護受給者の申し込みが多いので貴重✨)
久々にするっと審査を通るかと
思ったんですが


送られてきた入居申し込み用紙を見たら

空欄だらけ。



仲介業者にあれほど

「全部埋めて提出してもらってください」

と念を押したのに(-_-)


こちらの指示を聞かない業者も
腹立たしいですが
(不動産業は基本的に離職率が高く、コロコロ人が変わる業界なので仕方ないけど)

この入居希望者のAさんも
かなり非常識でした。



保証人の欄は
基本的に親族を書いてもらうんですが

なぜか、苗字の違う同じ歳の女性の名前。
(続柄記載ナシ)


誰??(;´Д`)


一緒に住むでもなく・・
保証人に友人もしくは恋人の名前を??


しかも保証人の情報には
住所以外、年収や連絡先の記載ナシ。
(これじゃあ実在の人物かどうかもわからない)


そして、添付されていた
収入証明の書類が
これまた謎でした。



フリーライターなので
私と同じように
源泉徴収票などはないので

確定申告の写しや
納税証明書などを
出すものだと思うんですが・・


◯◯社から年間300万

◯◯出版から年間50万


というざっくりした領収書?
(でも先方の社判や、収入印紙などはナシ)
のような紙が2枚添付されています。


なんだろう、これは(・ω・ ) 


もしかして
自分でエクセルで書いたとか??



これは絶対ダメだろうな~(-_-)

と思いつつも
一応保証会社の審査にかけましたが

翌日、秒殺で審査落ち。
(落ちた理由は明かされないのでこちらにはわかりません)


もしかしたら
借金でブラックリスト入りしてたとか
別の理由もあるのかもしれませんが

あんな怪しげな収入証明では
まずムリでしょうねえ・・。



フリーランスで個人事業主の方で
それなりに仕事の出来る方は
きっちり確定申告して
すぐに書類を出せる人の方が多いと思いますが


なんか、、
こういうテキトーな人
たまにいるんだよなあ。



前年度の納税証明書は
簡単に発行できるはずなので
もしかしたら
収入額が本人申告と違うのか・・

もしくは
確定申告してないとか??💦


まあ、仲介業者に審査落ちを伝えると
それから音沙汰ナシなので
うちの物件は諦めたのでしょう。



結果的に入居は発生しなかったので
この一連のやりとりの手間賃は

ゼロ。


マンションやアパート管理は
徒労感ばかり多くて
大規模修繕でも出ないかぎり
利幅の薄い仕事です。


入退室でちょこちょこ手数料もらったり
たまに給湯器やエアコン、
水漏れを直したりで
どうにか採算を合わせてる感じ。


最近は古い物件ほど
管理会社が見つからないそうですが

さもありなん、です。


しかし、このアパート
半分以上が空室なので
なんとか埋めていきたいんだけどなあ。


コロナ禍から世の中が回復するか
生活保護受給者の審査を通せるようにするしか
方法はなさそう。



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<【ゴミ屋敷】④退室立ち合いで見た壮絶な光景 おわり>

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夫の管理する賃貸物件の退室立ち合いを代行。
・退室者Nさん(71歳男性)
・長屋住宅に25年居住されてましたが6ヶ月の家賃滞納の末、退去勧告。







私とゴミ処理専門作業員の3人で
およそ7時間かけて
Nさんの長屋の部屋のゴミは
撤去されました。


ゴミの処分費用や
作業代金は行政と大家さんの折半。


トラック1台分のゴミ処理費だけでも
20万円ほどかかるそうです。


ガランとした部屋に入り
不思議そうにあたりを見回すNさん。


「はー、こんな壁の色だったっけ」
「自分じゃ気にしてなかったけど」
「オレんち、汚かったんだなあ」



ニヤニヤするNさんに
苦笑するしかない我々。


Nさんはとりあえず
行政が割り当てた施設に入居する事になります。


ずっと単身独居だったから
集合住宅での共同生活に
なじめるか心配ですが

今より良い住環境で
また好きな本を読んだりしながら
穏やかに暮らせることを祈ります。



超高齢化社会の一端を
まざまざと見てしまったような仕事でした。



驚いたことに
大家さんはNさんの部屋を
フルリフォームして
また賃貸に出すつもりだそう。


夫の会社に
リフォームを依頼してくれたので
ウチとしては有り難いですが・・


キレイにしても
今時、駅から遠いこんな長屋を
借りる人がいるんだろうか。。


最近流行りの
タウンハウスのように
オシャレに改装すれば話は別ですが

そうなると建物の躯体から
直さないといけないので
建て替えた方が早いし、、

駐車場にするとか
更地にして売却したほうが良い気もますが・・


まあ決めるのは大家さんなので
賃貸収入にこだわるなら
できる限りのリフォームを
してみるしかありません。


とにかく、長い一日が終わり
退室作業が完了。




本来ならゴミ処理のために
もう1人作業員を雇うところ、
私を使って経費節減です。


さすがに夫も
働かせたと思ったのか、
日当として15000円を渡されました。


会社的に経費節減の割合は
低くなりますが
今回は労働したので
もらえるものはもらっておこう。



純粋に体力を使ったのもありますが
いろんな意味で

とても、疲れました。


私もこれから歳をとって
気力がなくなったら
家をゴミ屋敷にしてしまう可能性も
あるのかなあ。。


怖いので今のうちから
余計な物は増やさないようにしよう。



夫は絶望的に「片付けられない人」なので
私が動ける間は
なんとか普通の状態を保ちたいです。



71歳になって
ゴミに埋もれてしまっても
自分の好きな物に対しては
まだ目を輝かせて語れるんだなあ。。


趣味であったり
大好きな「推し」であったり
夢中になる物がたくさんあれば
どんな状況でも幸せを感じられるのかもしれませんね。


こういう仕事依頼が
これからも増えていく気がして
戦々恐々です。



最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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