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義両親の話題に触れたのは
もうずいぶん前になってしまいました。
夫は会社関係の事で
たまに顔を合わせているようでしたが
ワタシは夫と別居中は「消えた人」状態で
コロナの事もあり、1年以上会っていませんでした。
(はっきり言わないけど別居の事は多分気がついていたと思う)
義父は家やマンションを購入して
転売しては、また別の物件を購入。
という形で数年ごとに住まいを変えています。
今回はなかなか売れなかった
一戸建てがようやく売却でき、
(コロナ禍のせいで都内の小金持ちで郊外に移住したい人が増えたのは本当で、申し込みがたくさんありました)
もう1つのタワーマンションのほうも
買い手の目途がついたので
今月、新たな購入した高層マンションに引っ越しました。
その際、一戸建てに残っていた荷物を
(売却するまでは家具付きで人に貸してた)
新居へ運ぶのを手伝う事に。
当初は夫と義両親だけで
運搬すると言ってましたが
ソファーやキャビネットなど
重そうな物もあるので
微力ながら私も手伝いをかってでます。
まあ、、
長らく会っていないし
別居を解消して自宅に戻ったので
挨拶がてら役にたっておこうという腹積もりです。
久しぶりに見る義父は
以前よりも身体の衰えが感じられて
かつてのような鼻息の荒さがありませんでした。
「かぴさん、ひさしぶりだね」
「わざわざ手伝いに来てくれてありがとうね」
などと、好々爺のような柔和な表情。
トラックと乗用車に分乗して
2時間ほど走って新居へ荷物を入れおえると
お茶をごちそうになりました。
夫の家族は基本的に
会社の話かお金の話しかしないので
話題は自然と「転売による資産形成」の話へ。。。
すると、義父の目はギラリと輝きだし
いかに自分の買い付けや
転売の波をうまくつかめるかなど
自慢話に花が咲きます。
そしてお決まりの
「お前たちはまったくだらしがない」
「俺が40の頃はすでに家2軒建てて、アパートも経営してたのに」
「会社の建物だって俺に借りてる状態だし」
「早く資産を作らないと老後はどうするんだ」
と、お説教が始まってしまいました。
久しぶりだから
丸くなったかと思いきや
中身は全く変わらず強気の守銭奴という感じ。
今度の新居も
高層マンション最上階の角部屋ですが
使ってるソファーには
義父の着古したシャツを繕って
カバーがわりにかけてあるし
蜜柑の皮やコーヒーの出し殻を乾かして
消臭剤にしたり
使用したジップロックを
洗って再利用してるのも相変わらず。
価値観の違いでしょうが
ここまでケチケチしないと
お金はたまらないのかもね。
おそらくこの新居も
値上がりを期待して購入しただろうから
数年後にはまた転売するのでしょう。
ウン千万の家で
2万円の生活、みたいな。
確かに私達には
資産どころか負債しかありませんから
老後の生活は悲惨かもしれませんが
資産形成に興味ゼロな夫には
いくら言っても響かないだろうなあ。
お金はあの世まで持っていけませんが
現世にいるうちに足りなくなっても困る。
塩梅がむずかしいですが・・
私自身は個人的にコツコツと
できる範囲で備えていこうと思います。
参考になるブログがたくさんあります。
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